2020年1月4日（土）15:30、温故知新VIIIの幕が開きました。
正確に記すと、実は本番前のステージで、SAXパートによるアンサンブルが2曲披露されました。
まだ着席していなかったお客様は驚かれたかもしれません…。
- エンターテイナー S.Joplin / arr.N.Konishi
- A Whole New World A.Menken / arr.Shino’s Studio
全員そろった練習は当日のみ…という条件の中、いろいろと反省もありますが楽しく演奏できたのではないかと思います。
「アンサンブルもやる！」と決めたことで、SAXパートのチームワークも一層良いものとなりましたね。
札幌開成高校校歌
改めて、1部のステージを振り返っていきたいと思います。
団員がステージにそろい、指揮者が指揮台に立って始まった演奏は、プログラムにはない「札幌開成高校校歌」です。
OBの皆さんは、きっと心の中で（もしかしたら声に出して）歌っていただけたことでしょう。
札幌開成高校のOBをつなぐこの校歌は、温故知新の演奏会にとってもなくてはならないものでした。
市立札幌開成中等教育学校となった今も、校歌は少し歌詞を変えて引き継がれています。
BLOCK M Concert March
プログラム上の1曲目、BLOCK M。
軽快で華やかなコンサートマーチで、途中のTrioでは温故知新を支えるお姉さま方（クラリネット）が重厚な音を響かせます。あの人数でこの存在感。
トランペット、トロンボーン、バスパートにも見せ場が。
速くて休符も少なく、なかなかしんどいマーチでしたが、最後まで緊張感を保った演奏ができたのではないでしょうか。
SECOND SUITE IN F for Military Band
2曲目は、「組曲惑星」でおなじみ、ホルストの第2組曲です。
開成高校吹奏楽部が初めてコンクールに出場した時に、この曲で札幌地区大会金賞、全道大会にも出場しました。
学生時代にこの曲を演奏した方も多く参加していて、当時を懐かしみながらの演奏でした。
練習の時に、コンクール出場の際指揮を振っていただいた鈴木栄一先生に指導していただいたことも、感慨深い出来事でした。
吹奏楽のための バラードII
温故知新VIIIの企画が持ち上がった時、早い段階で決定していたのがこの曲の演奏でした。
練習にほとんど参加できないメンバーや、久しぶりに楽器を含メンバーも多数いる中、この難曲が本当に演奏できるのか？！そもそも、無事に最後まで通せるのか？！
途中実際ハラハラドキドキの演奏でしたが、全体としては気持ちのこもった良い演奏ができたのではないかと思います。
この曲も、22期～24期の先輩方にとっては、初めてA編成でコンクールに出場した思い出の曲。
一生懸命練習して良かったと思える曲でした。
そして、ステージは第2部へ続く…
